- 初心者におすすめは「ライター版タロット」
- 自分の手のサイズに合ったカードを選ぶ
- デザインは好み重視
恋愛から仕事、人間関係、運勢まで、誰でも幅広く占うことができるタロットカード。
美しい絵柄に惹かれて興味を持つ方もいるのではないでしょうか。
「占ってみたい!」と思っても、『タロットカード』と検索しただけでもたくさんの種類のカードがでてきます。
初心者はどのカードを選んだらいいのか分かりませんよね。
そこで今回は、初心者におすすめのタロットカードの選び方を、筆者の体験談を交えつつお伝えしていきたいと思います!
タロットカードの選び方
初めてタロットカードを選ぶ際に、ぜひ参考にしてほしい3つのポイントがあります!
- カードの種類
- 使いやすさ
- デザイン
以上3つのポイントを、下記で詳しく解説していきます。
また「タロットカードは危ないのではないか」と思われていることもありますが、全然そんなことはありません!詳しくは「タロットカードは危ない?」で紹介しています。
カードの種類
タロットカードには大きく分けて2種類があります。
- マルセイユ版
- ウェイト版
「タロットカードにも種類なんてあるの?」なんて思った方もいるかと思います。
どちらも構成は同じタロットカードですが、マルセイユ版の方が歴史が深く、ウェイト版はマルセイユ版の後に作られたデッキです。
多くのタロット占いの入門書が、このウェイト版を教材や挿絵にして解説しています。
初心者が持つデッキとしてウェイト版がおすすめです。
使いやすさ
使いやすいカードを選ぶポイントは以下の通りです。
- サイズ
- 素材
上記2つのポイントを押さえておきましょう。
まずサイズですが、自分の手の大きさに合わせて選ぶのがおすすめです。
標準的なタロットカードのサイズは120mm×70mmですが、手のサイズの小さい女性はややシャッフルしにくいかもしれません。
その場合は小さめのものを選ぶのがおすすめです。
筆者は平均よりも手が小さく、標準的なタロットカードだとシャッフルに慣れるまでに時間がかかりました。
続いて、素材は主に紙製かプラスチック製があります。よく使う場所がどこか?を意識して選びましょう。
外に持って行って使うこともあるならば、耐水性にも優れたプラスチック製もありです。
その分紙製よりもお値段が高いですが、耐久性も高くシャッフルがしやすいという利点があります。
デザイン
タロットカードの魅力の一つでもあるデザイン。あまりにも多種多様でどれを選べばいいのか分からない!と迷ってしまいますよね。
以下では、占いやすさを重視した選び方2種類をご紹介します。
- 大アルカナと小アルカナの絵柄
- 好みの絵柄
まずは大アルカナと小アルカナの絵柄を選んだ場合を解説します。
筆者が初めて購入したタロットカードは、大アルカナ21枚に絵柄が全てついていました。
しかし小アルカナはスート(ソード、カップ、ペンタクル、ワンド)の数に応じた記号が描いてあるのみでした。
これではリーディングのイメージが湧きにくいので、全てのカードに絵柄が描いてあるものを選びましょう。
続いて自分の好みの絵柄を選んだ場合です。
タロットカードのリーディングは想像力やインスピレーションも大切。ずばり「びびっとくる絵柄」です!
…というと難しい表現になってしまうかもしれませんが、直感こそがリーディングの鍵になります。
初心者だからこそ一目惚れしたカードを購入するというのもアリです。また怖いデザインのタロットカードのデザインもあります!
タロットカード初心者が揃えておくべき物
初心者でも道具さえあれば、誰でも簡単に始められます。でもどんな道具を揃えればいいの?と疑問に思う方も多いはず。
今回は、これされあればすぐできる!タロットカードの道具を解説していきます。
下記の物があればタロットカードをすぐに始めることが出来ます。
- タロットカード
- マニュアル本
- シャッフルができる場所
マニュアル本
マニュアル本とは、タロットカードに付属している日本語解説書。もしくは、カードとは別売りの解説書があるといいです。
解説書には以下の物です。
日本語解説書はカード本体とセットになっている小冊のタイプのもの。基本的なカードの意味が書かれています。
カードとは別売り、もしくはセット売りになっています。解説書の小冊よりも分厚い本が多いです。メリットは、自分に合った本を選べること、より詳しい意味を学べることです。購入は書店やネットショッピングがおすすめです。
ネットで検索すればカードの意味は出てきますが、占いをしながら意味を調べるのは手間がかかりますし、深いリーディングをしたいのであれば解説書を1冊持っておいて損はないでしょう。
シャッフルできる場所
おすすめは大きな机です!
タロットカードのシャッフルは、手でカード1枚1枚に触れるように机の上に大きく広げて行います。
占いではかなり広くスペースを使いますので、机のサイズとしては最低横幅50センチ以上は欲しいところ。さらに60センチ以上あると安心です。
縦は45センチ以上をおすすめします。
カードを広げたときに「自分はこのくらいスペースを使うだろう」と想定して選ぶのが良いですね。
「自分の机がなくて…」「外出先で占いたい!」そんな方にはタロットクロスがおすすめです!
占いをするには、まず『自分の場を作ること』が大切です。
クロスを引くことで、即席で自分の場所を作ることができちゃうんです。
また、クロスがあることで占いにも気持ちが入ります!机もクロスも、素材はなんでも大丈夫です。
(筆者はハンカチをクロス代わりにしてシャッフルができなかった経験がありますので、厚地の布をおすすめします)
タロットカードに必要のないもの
占い師が持っていそうなアイテムって実は絶対必要じゃないです。
ここではその一例を見ていきましょう!
水晶
占い師といえば、大きな水晶玉を持っているイメージがありますが…
それはタロットカード占いとは別の『水晶占い』です。
また、占い師がよく水晶を身に付けているのは、浄化やおまじないの効果があるからです。
ろうそく
ろうそくの火=エレメント(ワンド)を象徴しています。
タロットカード占いは4大元素の力を借りて占っていますから、火の力を借りるためにろうそくの火を点けているんですね。
また火を見ることで集中出来たり、アロマキャンドルの匂いはリラックス効果もあります。
カードを浄化するための道具
中古のカードや、長く使用したカードは浄化した方がよいでしょう。
一般的なカードを浄化する方法は水晶やお香を使いますが、満月の光や塩でも代用可能です。
お金をかけずに浄化することができます。新品でカードを購入するのであれば必要ありません
初心者におすすめしたいタロットカード7選
【おすすめの購入方法】
書店にもタロットカードがセットになった書籍がおいてあることがありますが、実際に中身を見て選ぶことはできません。
よって、参考画像も見れるネットショッピングをおすすめします。
ライダー版タロット
カードサイズ:120×70mm
枚数:78枚(大アルカナ22枚+小アルカナ56枚)
こちらはベーシックなウェイト版のタロットカードです。
入門書の挿絵や教材としてよく使われているため、初心者に一番おすすめのカードになります。
タロットカードのオマージュなどでもこのカードが元になっていることが多いです。
占いに興味がある方は一度は目にしたことがある絵柄ではないでしょうか?
ホワイトキャッツ・タロット
カードサイズ:120×67mm
枚数:78枚(大アルカナ22枚+小アルカナ56枚)
大アルカナはマルセイユ版。、小アルカナはウェイト版の絵札を元に構成されています。
人物が猫で描かれており、実用にも鑑賞にももってこいのカードです。
眺めているだけで幸せな気持ちになれちゃいます。猫好きにはたまりません!
グミベアタロット(缶入り)
カードサイズ:60×95mm
枚数:78枚(大アルカナ22枚+小アルカナ56枚)
こちらは伝統的なウェイト版のデザインをベースにした基本のデザインで、持ち運びに便利な缶入りです。
なんといってもグミベアたちが可愛らしい……!怖いイメージの塔や死神のカードですら愛らしく感じます。
紙の質感は光沢のないタイプでシャッフルがしやすいという利点があります。
むぎのタロット
カードサイズ:60×95mm
枚数:78枚(大アルカナ22枚+小アルカナ56枚)
スナネズミのむぎが描かれたとても可愛いタロットになっています。
こちらも基本のウェイト版をベースにしているので初心者にもぴったりのデッキです。
著者のyukiさんのイラストが見ていて和みます。
タロット・アールヌーボー
カードサイズ:66×120mm
枚数:78枚(大アルカナ22枚+小アルカナ56枚)
こちらもウェイト版の基本の絵柄を押さえつつ、アールヌーボーの雰囲気のあるイラストが心を癒してくれます。
人物が柔らかいタッチで描かれていますので、ウェイト版の独特の絵柄が苦手な方にもおすすめです。
サイキック タロット オラクルカード
カードサイズ:H135 × W 100 × D 45[mm]
枚数:全 65種(大アルカナ 22枚、小アルカナ 36枚、チャクラカード7枚)
こちらはタロットカードをベースに作られたデッキです。
このカード、すごく当たります。
日本語解説書には数秘術や色の意味などの解説がついてきます。
タロットカードで深いリーディングをしたいという方にもおすすめできるデッキです。
絵柄は明快で、洋風のデザインになっています。
筆者はぱっと見てイメージが入り込んでくる感覚でリーディングがしやすいと思いました。
サイキックタロット・ハートオラクルカード ジョン・ホランドオラクルカード タロットカード
カードサイズ:H135 × W 100 × D 45[mm]
枚数:全 65種(大アルカナ 22枚、小アルカナ 36枚、チャクラカード7枚)
こちらは人間関係を冷静に読み解くことに特化したタロットオラクルカードになります。
サイキックタロットオラクルカードと同じく、直感でのリーディングに優れているのが特徴です。
筆者はこのカードをよく使うのですが、当たりすぎていつも驚かされます。
タロットカードを購入する際の注意点
タロットカードの多くは海外製になりますので、発送や届くまでの日数や送料を事前に確認しておくと安心です。
筆者は海外製のカードを購入した際に、箱が凹んでいることがありました。
海外からの発送が不安な方は、楽天やAmazonなどのネットショッピングサイトで日本語解説書付きの輸入品も販売されていますので、そちらもチェックしてみるといいです。
まとめ
初心者でも簡単!タロットカードの選び方のコツは、
- ウェイト版がおすすめ!
- 自分に合ったサイズと素材を考えて選ぶ。
- 大アルカナと小アルカナの絵柄+好みの絵柄のカードがベスト!
以上になります!
初心者の方もぜひタロットカードに挑戦してみてください!