・占いの結果を信じすぎないこと
・自分の本心を大切に
・占いをしてもらうと気持ちがすっきりした
〇「転職のことを占ってもらうのはあり?」
〇「占いの結果を信じて失敗したらどうしよう」
転職で悩み占いを頼ってみたものの、結果失敗に終わってしまったとは誰しも思いたくないものです。
私には過去に一度、占いの結果を信じ転職した経験があります。
結論から言ってしまえば、自分の進路を占い任せにした当時の転職は、失敗に終わりました。
今となっては、占いに頼るならもっと本質的なことを相談すればよかったとも思います。
本記事では、私の「占いの結果を信じ、転職で失敗した事例」をご紹介します。
失敗したからこそ得られたマインドや失敗しないための対策など、転職に占いを利用しようとしている方必見の内容です。
リアルな声を、どうぞ最後までお楽しみください。
タップできる目次
転職で占いを活用した理由
私には就職氷河期を経て模索していた20代があります。時はさかのぼること15年ほど前、私が20代後半にさしかかる時の話です。
私は当時、転職活動に勤しんでいました。大学卒業後に一度就職はしたものの、当時は就職氷河期で就職することが困難であった時代です。
やみくもに就職活動に励み、やっと内定を勝ち取った会社で就職することが決まりましたが、体育会系の社風になじめず、たった3カ月で辞めてしまうことになります。
次こそはと意気込んでのぞんだ転職活動の結果、AとBという会社から内定を頂けることになりました。
しかしながら、業種、仕事内容、会社規模、雇用形態、全てが異なる状況で、自分1人ではどうしても決められません。そこで、普段から恋愛相談に乗ってもらっている占い師さんを頼ることにしました。
どんな占いをおこなったか
占いでは、「内定を得られたA会社とB会社のどちらに行けばよいのか」について、占ってもらいました。
Aという会社では契約社員という雇用形態で、キャリアは積めないものの華やかな仕事内容に魅かれます。
かたやBという会社は正社員での採用で、一定のキャリアは積めそうではあるものの、少数精鋭の会社で仕事内容もハードそうです。
二者択一というある意味両極端な質問に対し、私が得た答えは「どちらかといえばA会社を選択した方がよい」というものでした。
占いの結果が全てだと思い込んでいた私は、迷うことなくAを選択します。
恋愛相談の時と同じように、今回の転職相談もごく自然な流れで占いを頼りましたが、蓋をあけてみればAでは私のスキル不足が指摘され、わずか半年で契約期間終了という悲しい結果になってしまいました。
当時は「Bにすればよかったのかもしれない…」と悔やみましたが、Bに決めていたら輝かしい未来が待っていたのかといえば、そんなこと誰にも知る予知がありません。
失敗しないための対策
今回の事例は転職関連の相談でしたが、どんな悩みについても共通して言えることがあります。それは占いに身をゆだね過ぎないことです。
占いの結果はあくまでもアドバイスの一つだと捉え、自分の意思が大前提であることを忘れてはいけません。占いは自分を知るための1つのツールです。
人生に大きく影響を及ぼす「転職」を占ってもらうのであれば特に、自分が何に対して喜びを感じ、何に価値を置いているのか、自分を知る時間を設けることが大切です。
また、今回の私の失敗事例で相談したような「AとBのどちらが正解なのか」というような質問の仕方では、最終判断を占い師に丸投げしてしまうことになり、相談者は後悔することになるかもしれません。
相談した瞬間は気持ちがスッキリしますが、結果失敗に終わってしまった場合、あの時のアドバイスに従うべきではなかった、と悔やむこともあり得ます。
失敗しないためにも、相談の仕方を工夫するのも1つの手です。「適職や転職」といったような本質的な問いの方が、そこから得られる自分の気づきがあったりするものです。
また「転職するのによい時期」などタイミングを問うような相談であれば、自分の意思がベースにあるので、よりよい結果が得られるためのアドバイスが得られ、あなたの決断がより自信とやる気に満ちたものとなるでしょう。
まとめ
本記事では、私が占いの結果を信じ転職で失敗した事例をご紹介しました。
占いを頼って一度転職に失敗しているとはいえ、今でも占いが大好きで、人生の節目に助けられることが多いのも事実です。
今回の私の失敗事例のように占いの結果を鵜呑みにするのではなく、占いの結果を一つの参考資料と捉え、そこから得られる自分の思いや気づきを大切に。
そして最終的な判断は自分にあることを忘れなければ、失敗しない転職に通じるのではないかと思います。
後悔しない転職活動にするためにも、ぜひ自分の思いを大切にしながら、占いでベストな方向に持っていけるとよいですね。
私の事例が少しでも読者の皆様のお役に立てたのなら幸いです。あなたの人生が少しでも軌道に乗ることを祈っています。